横浜中華街で四川料理！ 京華樓 本館

 

四川料理のビタミンカラーで開胃！

 

こんにちは、古樹軒の近江です。

 

日本の三大中華街と言われる、横浜中華街（神奈川県横浜市）、南京町（兵庫県神戸市）、長崎新地中華街（長崎県長崎市）。

その中でも最大の規模を誇る横浜中華街は、家からも近く、気が付けば月に何度も足を運んでいます。

中華街はただ歩いているだけでもワクワクしますよね。

 

この日はお天気の良い日曜日。

四川料理な気分でしたので、関帝廟通りの京華樓 本館さんへ行ってきました！
横浜中華街の中で一番お邪魔しているお店かも知れません。

蒸し鶏の特製ソース掛け（成都風）

日本でもすっかり市民権を得た「よだれ鶏」。鮮やかな赤色が食欲をそそります。
唐辛子のじわじわくる辛さと、花椒の爽やかな痺れで胃が程よく刺激され、まさに「開胃菜（食欲を増進させ、さぁ食べるぞ！と言う準備をしてくれる前菜）」に相応しい一品です。

 

豆苗の漬け野山椒和え

野山椒は、青唐辛子を塩漬けし、発酵させたもの。
あっさりした豆苗と発酵食品独特の奥深い味わいが良く合います。

 

魚の青山椒麻辣煮込み

淡白な白身魚と青花椒のフレッシュな香りと痺れの素晴らしいコンビネーションです。
ここに来ると必ず注文してしまう一品です。

 

絶妙な辛さと痺れに、どんどん箸が進んでしまいます。

 

ハチノスと漬け唐辛子の炒め

漬け唐辛子（泡辣椒パオラージャオ）は唐辛子を塩漬け発酵したもの。
発酵食品ならではの酸味と辛味がハチノスの隅々に行き渡っています。内臓系が苦手な方でも好きにならずにはいられない調理法です。

 

ザーサイ入り花椒油チャーハン

ザーサイと花椒油を使ったチャーハン！美味しくないはずがありません。
口に含めば、甘めのチャーシュー、インゲン、卵などのやさしい味の具材にザーサイがよいアクセントに。花椒油の香りがふんわり鼻に抜けていく幸せ。

 

 

店舗情報(お店のHPより）

京華樓 本館
〒231-0023  神奈川県横浜市中区山下町138番地
TEL  045-211-2866
営業時間 　月 ～ 金11:30 ～ 21:30 （ﾗｽﾄｵｰﾀﾞｰ）
　　　　　土日祝日11:00 ～ 21:30 （ﾗｽﾄｵｰﾀﾞｰ）
年中無休

 

 

家でも作ってみましょう！

 

プロの味には到底適わないですが、美味しいものをいただくと、真似したくなりますよね。

 

■ よだれ鶏のたれ

かけるだけでいつもの蒸し鶏がランクアップ！
実は担々麺や水餃子のタレにも使える万能選手です。

 

 

■ 野山椒

中国で「指天椒」と呼ばれている、青唐辛子を塩漬けし、発酵させたものです。
豆苗の漬け野山椒和えのようにさっと茹でた野菜と和えてみましょう。

 

 

■ 四川青花椒

四川料理ファンお馴染みの、赤茶色味を帯びた花椒より、より鼻にツーンとぬける清涼感が高いのがこの青花椒。
お店の魚の青山椒麻辣煮込みはハードルが高いですが、リンク先のレシピなどを参考に痺れるお家四川を楽しんでみませんか？

 

 

■ 泡辣椒（パオラージャオ）

塩漬け発酵唐辛子です。辛さ＋酸味の強力コンビ。

乳酸菌発酵独特の酸味があり、中国では家庭で作る人も多いです。
ハチノスなどの内臓系の他、豚肉、鶏肉、羊肉、海老やイカ、豆腐など、要するになんにでも合います！
炒め物、煮込み料理にも威力を発揮します。

 

 

■ ザーサイ（スライス）

スライスしてあるので、そのまま使えて便利です！
チャーハンの他、焼きそば、そのままおつまみにも。

 

 

■ 花椒油（ホアジャオユ）

花椒の香りと痺れを油に移した四川省の代表的な香味油です。
ザーサイ（スライス）と一緒に我が家風ザーサイ入り花椒油チャーハンにチャレンジ！

麻婆豆腐の仕上げにかければ、一気に本場の味に！

 

さて、次回はどんな美味佳肴に出会えるでしょうか。
皆様も美味しい情報がありましたら、是非お知らせください。