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池袋で河南料理を堪能
■辿り着いたのは河南料理のお店
中華料理激戦区の池袋でを食べながら一杯やろうということになり、さてどこにしようかとブラブラしていると、某TVドラマで主人公が絶賛していた楊 2号店さんが。しかしさすがは人気店、満席で入れず。。それならばと思い出したのが、中華好きの同僚がチェックしていた河南料理のお店『池袋 小吃居』さん。
河南料理にほとんど馴染みがありませんでしたが、小皿料理であれば、気兼ねなく注文できますのでワクワクしながら入店。郷土料理ということもあり当たり前かもしれませんが、店内の雰囲気はローカル色満載。店員さんはもちろん、お客さんもほとんど中華圏の方々のようで、中国語しか聞こえてきません。我々が入店後も続々とお客さんが来店し、気が付けば満席に。どうやら日本人は我々だけ。こうした地元の方々に支持されるお店ならばどれを注文しても大丈夫。
ビールで乾杯しながら、麻辣ピーナッツをつまみメニューを物色。小吃というだけあって、つまみたくなる料理が色々載ってます。どれにしようかなどと言いながら、ビールをグビり。そしてピーナッツをつまみグビり。ピーナッツをつまみ・・・などと
繰り返していたらいつの間にかビールが空に。危うく無限の深みに囚われそうでしたが、気を取り直して注文。
老虎菜。夏に似合う料理です。爽やかな見た目と香りに誘われ食べ進めると、そのうち青唐辛子が牙をむき襲ってきます。うまいけど辛い。ビールをグビり。清涼感に心地よさを覚え、またパクパク食べ進め、辛さにビールをグビり。香菜を頬張り・・・。2品目にして既視感を覚えます。
隣のテーブルで気になっていたスペアリブのスパイス煮込み。お皿にドーンと盛られた骨付き肉からは、食欲を刺激する香辛料の魅惑的な香りが。両手でお肉に齧り付き、骨に付いた肉をただひたすらしゃぶり尽くす。もぐもぐ、もぐもく。会話が無くなり、もぐもぐ。グビり。もう一本もぐもぐ、もぐもく・・・。何と危険なお店なのでしょう。1品ごとに料理に引き寄せられてしまいます。
ビールでお腹が膨れそうでしたので、ここで醋溜白菜と水餃子を注文。白菜の漬物と春雨と豚肉のシンプルな料理ですが、ホッとする料理です。水餃子を放り込んだら、お腹の方もいい感じになってきました。
ご馳走様をする前に、必ず食べておきたい料理がありましたので注文。
■中国十大麺料理 烩面(ホイミエン)で〆
羊肉烩面。河南料理を代表するメニューの一つのようで、こちらのお店でも人気の一品とのこと。濃厚な白濁した羊のスープと、スープ負けない腰のある極太の平打ち麺。中国十大麺料理に数えられるそうで、食べ応え十分。優しい味で、日常的に食べたい感じです。
とは言え、この日は既に満腹。後で調べてみると、河南料理は豫菜とも呼ばれ、食材の持ち味を活かした日本人好みの料理も豊富だとか。この日は、メニューのごく一部しか注文できませんでしたので、いずれまた再訪しようと思います。
古樹軒 板倉
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