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2019年04月15日(月)

一路高松へ~中国料理 北京で香川の恵みをいただく

 

こんにちは、古樹軒の近江です。

3月末に香川県高松市へ行ってきました。

香川県と言えばうどん県、さぬきうどんが有名ですが、
今回のお目当ては、今年で創業35年を迎える中国料理 北京さん。

中井料理長が四川から戻られたばかりとのことで、四川料理も色々お願いしました。
香川県産のフレッシュなお野菜やお肉をふんだんに使ったお料理が楽しめるとあって期待も高まります。

乾杯の後はこちらから、

クレソンとイベリコ豚腊肉の和え物

香川県産クレソンとスペインのイベリコ豚の出逢い。腊肉は干し肉のことです。
干すことにより旨味が凝縮されています。

 

冷菜盛り合わせ

棒々鶏、くらげの酢の物、焼豚、きゅうりの酢の物。
安心の組み合わせです。お酒が進んだのは言うまでもありません。

 

さぬきのめざめと讃岐オリーブ豚の雲白肉

オリーブオイル搾油後の果実を混ぜた飼料を食べて育ったオリーブ豚。
肉質は軟らかく、甘みがあります。

巻かれているのは、さぬきのめざめと呼ばれるアスパラガス。共に香川県産です。

歯ごたえとフレッシュさを残したアスパラは、ほんのり甘く、
オリーブ豚との相性抜群です。

さらにトッピングも包丁でスライスされた生のさぬきのめざめ。
生のままでもジューシーな味わい。そして長い!
普段見かけるアスパラガスの2倍はありそうです。それなのにとても柔らかです。

 

ニシ貝の北京風

初めていただいた、ニシ貝。もちろん香川県産でこの時期が旬だとか。
山芋の上にこれまた香川県産のつぼみ菜、菜の花が添えられています。

四川の旅から戻られたばかりとのことで、長い糸切りにしたニ荊辣椒と
成都産の唐辛子も添えられていました。

ニシ貝肝

まったり濃厚な肝です。

 

東かがわ市産鹿モモの葱爆

鹿は、東かがわ市の五名という地区の鹿で、お店で一頭買いしているとのこと。
モモ肉に四川の朝天辣椒、香川県産のまんばと黒リーキが使われています。

蝶々も可愛らしい・・・。

 

東かがわ市産鹿ヒレの水煮

先ほどの鹿のヒレ肉が使われています。白菜と椎茸も入っています。
唐辛子花椒の辛さと痺れ、そして鹿肉の軟らかさが絶妙です。

 

東かがわ市産鹿ひき肉のレタス包み

モモ肉をミンチにして、もう一品。どこまでも鹿肉を堪能。

 

オリーブ牛筋入り土鍋麻婆豆腐

こちらもオリーブを食べて育った香川県産黒毛和牛。
とろとろに煮込まれた牛筋肉が入ったなんとも贅沢な麻婆豆腐。

 

酸菜白肉一根面

発酵白菜(酸白菜)と豚バラ肉は間違いない組合せ。
乳化した清湯、葱、生姜、唐辛子、花椒、そして更に白湯で仕上げているとのこと。

 

一本麺と呼ばれるだけあって、この長さ!

 

観音寺セロリの水餃子

本当は、まんばの水餃子を狙っていたのですが、予定変更でこちらへ。
セロリの香りがしっかりと残っていて、辛みの効いたソースと良く合います。

 

麻辣刀削麺

中井料理長は「刀削麺伝導師」。山西省で学んだ本場の削り方。
うどん県で刀削麺をいただく日が来ようとは!

 

桃胶・雪燕・タピオカ・棗のココナッツミルク

ココナッツミルクにジャスミン茶でティーオレ。プルプル食感が不思議で楽しい。

 

プルプル食感の正体です。真ん中の白いものが雪燕(ピンポンノキ属の樹木の樹液)、
少しオレンジ色がかっているのが桃胶(桃の木の樹液)で、戻すとものすごく膨らむとか。

 

刀削麺の道具たち

刀削麺はこちらの”刀”で”削”られています。

 

刀削麺実演

中井料理長がフロアで刀削麺の実演をしてくださいました。

他のお客様の集まってきて、興味津々。
その後オーダーされる方が増えたそうです!

香川の食材の魅力満載の中国料理 北京。
高松へお出かけの際は是非足を運んでみてください。

 

店舗情報(公式HPより)

中国料理 北京
〒60-0040 香川県高松市片原町2番地8
ランチタイム 11:15~14:30
ディナータイム 17:00~21:00LO
定休日:月曜日 年末年始 不定休
TEL  087-822-2141