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2019年07月30日(火)

暑い日の贈り物~香港名物黄油蟹(イエローバタークラブ)の美味しさとは

 

毎日暑い日が続いていますね。暑いと気力も体力も低下の一途ですが、こんな暑い日だからこそ、美味しくなる食べ物があります。

それは「黄油蟹」(イエローバタークラブ)。

産卵期に浅瀬に上がってきた蟹の卵が、暑さのあまり溶け出し、全身(足の先まで!)に回ってしまうという、暑い香港ならではの現象です。

7月が旬ということで、香港・・・ではなく、家全七福酒家 SEVENTH SON RESTAURANT東京店で頂いてまいりました。

希少な黄油蟹、予約をしていても入荷状況によっては食べられないことがあるとか。

 

黄油蟹(生きています)

蟹は生きているものしかお料理できませんので、毎回入荷時には緊張が走るとか。
ちゃんと食べられることになって、ほっとしました。

 

夫妻肺片~牛タン、スネ肉、ハチノスの麻辣和え

蟹が出来上がるまでに、前菜を。四川料理で有名なこちら。ガツンと辛さと痺れをきかせた四川風ではなく、やさしくもしっかりと辛い広東スタイルに出来上がっています。

 

冬瓜のスープ

ミニ冬瓜を使った、夏らしい滋味溢れるスープ。疲れた夏の体に染み渡ります。

 

鳩のロースト

皮はパリパリ、中身はしっとり。鳩の独特の旨味がお口に広がります。
冷めてからもパリパリ加減は変わらず美味しいまま。

 

お待ちかねの黄油蟹です!

名前の通り、黄油(バター)を思わせる、まったり、ねっとりした不思議な食感。濃厚な味噌の旨味が、なんとも言えません!

食べやすい形でサーブしていただいたので、蟹にありがちな、会話がストップしてしまうことはありません。

 

広東白菜とカイランの炒め

どうしても両方食べたくて、2種盛りにしていただきました。
清炒にしていただいたので、野菜の美味しさがダイレクトに感じられました。

 

鮑汁章魚雞粒飯~干し鮑の煮汁を入れた干しタコと鶏肉の炒飯

リゾット風のしっとりした炒飯。素材の旨味が喧嘩することなく、美味しく調和しています。
大好きな炒飯のひとつです。

 

マンゴープリン

しっかりとデザートまで!濃厚マンゴーなのに、後味はさっぱり。
友人が頼んだ青汁プリンもお味見させていただきましたが、美味しかったですよ。

 

短い季節限定の黄油蟹、来年も要チェックです!

古樹軒 近江

 

店舗情報(公式HPより)

家全七福酒家 SEVENTH SON RESTAURANT
〒100-6390 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング 36F
月~金   11:00~16:00(L.O.15:00)/ 17時~23時(L.O.21:30)
土・日・祝 11:00~16:00(L.O.15:30)/ 17時~22時(L.O.21:00)
無休 (但し、1月1日及び2月下旬丸ビル点検日を除く)
TEL  03-3283-2002